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2016年10月12日 (水)

仕事を辞めた話③

どうも。あきらです。

続きものの記事です。
まったく愉快ではありません。
前記事を未読の方は①からお読みください。
仕事を辞めた話①



就職してから5年、朝の吐き気や頭痛はもはや慢性化していましたが、不眠は初めてのことでした。

布団に入ると朝が来るのがこわくて動悸と吐き気がします。朝が来たら仕事に行かなくてはならないから。

症状が続くのがつらくて、かといってすぐに眠ることもできず、気を紛らわせるために布団の中でひたすら動画サイトを巡っていました。
当時はとにかく無音と暗闇では仕事のことしか考えられなかったので、映像と音があってようやくその思考から逃げられていました。

眠くなるまでひたすら、なるべくバカバカしく中身のない動画を見続けるのですが、光や音などの刺激を受けてそうそう眠気を感じられるわけはありません。
毎日毎日、明け方頃に気を失うように寝て、またすぐに起きるような生活を繰り返しました。

そんな状態で仕事場で普通に過ごせるわけはなく、ちょいちょい他のスタッフから「大丈夫?」と聞かれていました。
その度、ははは、と笑うことしか私には出来ませんでした。
どうしても、どうしても、「大丈夫じゃありません」が言えませんでした。

世の中、職場カウンセリングとか、職場メンタルヘルスとか、随分浸透したと思います。
私の職場にも完備されていました。
しかし、カウンセリングを使ったら職場に情報が流れるかもしれない、という不安がある以上、私は使いたいと思えませんでした。
定期的に書かされるメンタルヘルスチェックシートは比較的正直に記載しましたが、「危険です。いますぐ診察を受けましょう」という文章が返ってくるだけで、他は何も変わりませんでした。
今の状況が危険なことなんか、私はとっくに知っています。きっと診察を受ければ、すぐに仕事を休むように言われるでしょう。
でも、目に見えない部分の不調で仕事を放棄し、ズル休みのように思われるのが当時は本当に怖かったんです。
なんだ、意外と何の役にも立たないんだなあ、とぼんやり結果が印刷された紙を眺めていたのを覚えています。



その頃、なんで市販の睡眠薬とか使わなかったんだろう。
多分、使ったことがないから不安という気持ちもあったとは思うんですが。
不眠が続けばそのうち職場の真ん中でぶっ倒れて、そのまま仕事を辞められるかもしれない、という気持ちもありました。
ははは。馬鹿だなあ。死ぬかもしれないのにね。

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